ロシア「バフムトを完全制圧」 ウクライナ側は否定続ける|TBS NEWS DIG
ウクライナ情勢です。ロシア側が東部の要衝バフムトについて「完全に制圧した」と発表したのに対し、ウクライナ側は否定を続けています。
ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は21日、東部バフムトで兵士を激励する様子をSNSに投稿、「バフムトの郊外を支配していて、前進を続けている」と主張しました。
ゼレンスキー大統領もバフムトは「占領されていない」としていて、「完全制圧」を強調するロシア側との情報戦が続いている状況です。
また、ウクライナ検察当局によると東部ドネツク州では21日、ロシア軍の攻撃により市民2人が死亡したということです。
一方、ロシア・タス通信は21日、ロシアが一方的に併合を主張した南部ザポリージャ州で、イギリスがウクライナに供与した長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」により、ロシア側が攻撃を受けたと伝えています。
こうしたなかロシア連邦捜査委員会は、ICC=国際刑事裁判所のカーン主任検察官ら2人について本人不在のまま起訴し、指名手配したと発表しました。
ICCは3月、ウクライナの子どもをロシアへ不法に移送した戦争犯罪の疑いでプーチン大統領に逮捕状を出しています。
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