奈良 春日大社 中元万燈籠 平成二十五年八月十五日

奈良の春日大社で年に三日だけ行われる、中元万燈籠です。 境内にある、約二千基の石燈篭と約千基の吊灯篭の全てに灯を点します。 平安末期より今日に至るまで、その大半は春日の神を崇敬する人々から、家内安全、商売繁盛、武運長久、先祖の冥福向上等の願いをこめて寄進されたものです。 吊燈篭の透かしは実にさまざまな彫工が施されており、蝋燭の光にゆらゆら揺れて幽玄な光景を見せてくれます。 この日はお盆の中日、多くの人々が祈りに集まりました。
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