【駐露アメリカ大使】「ロシア当局はテロ情報を軽視した」
ロシア・モスクワ郊外で起きた銃乱射事件について、ロシアに駐在するアメリカ大使は29日、「ロシア当局はアメリカから提供されたテロの情報を軽視した」と指摘しました。
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在露アメリカ大使館・トレーシー大使「今月初め、アメリカはロシア治安当局に『イスラム国』の脅威に関する情報を提供したが、残念なことに複数のロシア当局者がこの有用性を誤って伝え、公に否定している」
モスクワに駐在するアメリカのトレーシー大使は29日、動画を公開し、アメリカが今月初めに提供したテロに関する情報をロシア当局が軽視したと批判しました。
22日にモスクワ郊外で発生した銃乱射事件では、これまでに144人の死亡が確認されていて、事件直後に、過激派組織「イスラム国」のグループの1つ「イスラム国ホラサン州」が犯行声明を出しています。
アメリカ大使館は今月7日、SNSで「コンサートホールを含む人が集まる場所でテロの情報がある」と注意を促していて、トレーシー大使は情報を書面でロシア当局に伝えていたと明らかにしました。
この事件をめぐっては、プーチン大統領も25日、イスラム過激派が関与したことは認めましたが、“ウクライナが背後にいる”との主張を繰り返しています。ロシア国防省も実行犯の拘束に貢献した軍人を表彰する映像を公開するなど、国内世論の鎮静化に努めています。
(2024年3月30日放送)
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