【能登半島地震】輪島・曽々木海岸の「窓岩」崩落 地震前と発生後の姿
石川県輪島市町野町の曽々木海岸にある景勝地「窓岩」が能登半島地震の影響で崩落している。板状の岩山の真ん中に直径約2㍍の穴が開いた奇岩で、日本海に沈む夕日が岩穴に収まる瞬間の絶景が見られる。奥能登の観光名所として知られるが、地震で岩の上部が崩れ、岩穴も姿を消した。「まだぼうぜんとしていて理解できない」曽々木海岸の目の前に住む堀井利治さんは、変わり果てた窓岩の姿に肩を落とした。夕日が岩穴と重なる時期(9月中旬~3月中旬)は、外出などの用事を入れずに欠かさず撮影してきた。地震2日前の12月31日にも、神秘的な瞬間を映像に収めたばかりだった。
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