【寺社参詣】#14 一乗寺(兵庫県加西市/西国26番/天台宗) ~都会の喧噪を離れた山間の古寺~ Ichijoji Temple
神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第14回は、播州平野の真ん中、兵庫県加西市にある、天台宗別格本山 西国三十三所第26番札所 法華山一乗寺です。
孝徳天皇の勅願で創建された古刹で、本シリーズではよく登場する法道仙人が開山の寺院です。
山間の急斜面に4つの平地を整地して、それぞれに諸堂が建てられています。これらの平地を結ぶ急な石段は、一乗寺の特徴のひとつです。
諸堂の中で、特に平安時代末期に建立された兵庫県内最古の三重塔は、平安時代まで遡って創建年が判明している全国的にも数少ない建物で、国宝に指定されています。
本堂からさらに奥へ入った山の中にある奥の院には、開山 法道仙人を祀る開山堂があります。さらにその奥には賽の河原と…(今回は賽の河原に近づくことはできませんでした) まさに「山寺」といった雰囲気です。
花山法皇のご詠歌「春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山」のように、時節には美しい花木で彩られる、自然豊かな山間の古寺、法華山一乗寺の動画をご覧下さい。
撮影機材:GoPro HERO8
【使用BGM】
「Simple Sonata」(YouTube Audio Library)
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