それを僕らは神様と呼ぶ

月詠み New Story begins. Special Site: ..--------..---….------..---..-------. 夢の途中。 積雪に残る二人の足跡。 赤い花が咲いた。 鳥居。丁字路。雪明かり。 私を殺したのは誰か。 変わらない結末。白の景色。 落下する三秒間。 走馬灯を見ていた。 彼女の歌。冠菊。プロット。 夢の終わり。 もしも生まれ変わったら。 もしも出逢わなかったら。 そんなことを思いながら、目を覚ました。 それでも私達は今を生きるしかない。 死より麗しいものを知ってしまったのだから。 未来も。幸福も。愛も。 二人なら一つくらいは見つけられる。 そう思っていた。 もうすぐ世界は終わる。
Back to Top