深い森の奥に佇む古民家の囲炉裏に火が灯る。秋の訪れを知らせるコオロギや、鈴虫たちの声。木炭の心地よい火の音。森で採れた山菜を、古くから家に伝わる巻物に描かれた方法で調合していく。喉の痛みを和らげる薬や、傷口を塞ぐ薬。厳しい里の冬の寒さに耐えるため、準備を整えていく。できた薬は本に記録し、新種の薬ができればその方法を丁寧に描いていく。作業の合間に茶を啜り、少しずつ作業は進んでいく。
~~~~~~~~明治時代までの里の暮らし~~~~~~~~~~~~~~
薬局や、西洋式の製薬会社ができる前の日本の村では、住民たちにより薬の製造が行われていました。ヘビや亀といった爬虫類から、地に生える雑草まで、何か効能はないか試行錯誤のすえ、さまざまな薬が生まれました。漢方薬として現在に伝わるものから、何の役に立つのかわからない呪術的な薬まで、多くの薬が製造されてきました。村同士では、そうした薬の物々交換が行われるようになり、薬の価値が高まると、薬の製造を生業とした薬師と呼ばれる人が現れるようになりました。今日の動画は、里の深くに住み、薬の製造を夜業にしている住民の家をイメージして制作しています。
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音声はチャンネル運営者の小山皐によって製作されました。囲炉裏の音は、実際に炭火を使用して録音された音です。
木炭の撮影と録音動画→
Akira Kaede氏によって撮影されたKettle Hanging Over a Fire in a Japanese Hearthを使用し、イラストは制作されています。
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