【第42回 日本古武道演武大会】琉球古武術【ティンベー術ほか】
琉球古武術は「るろうに剣心」の宇水さんという盲目の剣士が使用したことで有名な、ティンベー(亀甲盾)とローチン(片手槍)を使った武器術が特徴的な流派です。
ほかにも鎌や櫂といった道具を武器として扱う武器術が目立ちます。こういった武術が発展した背景に、武器を所持が禁じられてきた歴史を感じてしまいます。
棒の利点である両端を同じように扱えるという特徴を殺してまで櫂を武器として使う必要があったのか?という疑問がありましたが、船の文化圏では身近に置いておける道具としてとっさの戦闘時に有効であったのかなと想像しておりました。調べていくうちになかなかどうして、武器として優れているのだなと感心しました。宮本武蔵もそういった櫂の特性を熟知していたのかもしれませんね。棒との組打ちもあるので、一見価値ありです。
00:08 棒術(型)
01:05 棒術(組打ち)
01:53 両手鎌
03:00 ティンベー術
04:12 エイク術(型)
05:43 エイク術(組打ち)
※『エイク(ウェーク、イェーク、エーク)』…琉球列島で古くから使われていたサバニという漁船をこぐための道具。櫂のこと。
琉球古武術保存振興会
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