バイデン大統領 ブリンケン氏訪中を評価 米中関係は「正しい道筋にある」(2023年6月20日)
アメリカのバイデン大統領は19日、訪問先のカリフォルニア州で記者団にブリンケン国務長官の中国訪問に対する評価を問われ、米中関係は「正しい道筋にある」と述べました。一定の関係改善が図られたとの認識を示しました。バイデン氏はブリンケン氏の訪中を「大きな仕事をした」とねぎらいました。ブリンケン氏はアメリカの国務長官としておよそ5年ぶりに北京を訪問し習近平国家主席や中国外交トップの王毅・共産党政治局員らと相次いで会談しました。また、ジャンピエール大統領報道官も19日、ブリンケン氏の訪中について「率直で実質的かつ建設的な対話だった」と評価しました。一方、ジャンピエール氏は米中首脳会談について、実現を期待しているとしつつも具体的な日程は「何も決まっていない」と述べるにとどめました。
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