64歳の誕生日を迎えられた天皇陛下 一般参賀で「心からお見舞いをお伝えいたします」能登半島地震の被災地へ改めてお言葉|TBS NEWS DIG
きょう64歳の誕生日を迎えた天皇陛下が皇居で行われた一般参賀で、能登半島地震の被災地に改めてお見舞いの言葉を述べられました。
午前9時半、皇居の正門が開くと参賀に訪れた人たちが一斉に入場しました。
午前10時半ごろ、天皇皇后両陛下と長女・愛子さま、秋篠宮ご夫妻と次女・佳子さまが宮殿のベランダに現れると雨の中、集まった人たちは、一斉に、陛下を祝福しました。
陛下は、大勢の人を前に「冷たい雨が降る厳しい寒さの中、誕生日にこのように来ていただき、皆さんから祝っていただくことを誠にありがたく思います」とお言葉を述べられました。
また、「先月発生した能登半島地震によって亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表するとともに、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします」と話されました。
今回の一般参賀は新型コロナの規制緩和を受けて、参加者の事前抽選は実施されませんでした。
一般参賀は午前中3回実施されますが、今なお、多くの人が避難生活を強いられている状況を受け、宮内庁では「万歳」など大声を出す行為は控えるよう呼びかけています。
元日に発生した能登半島地震の被害の大きさに両陛下は心を痛め、地震翌日の新年一般参賀は中止されていました。
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