ガザ南部ラファ攻撃で44人死亡 ガザ死者計2万8千人超に ネタニヤフ首相は3月10日までに作戦終了を指示か|TBS NEWS DIG
イスラエル軍が進軍を示唆するパレスチナ自治区ガザ南部ラファに複数回の空爆があり、少なくとも44人が死亡しました。戦闘開始以降、ガザ側の死者は2万8000人を超えています。
AP通信によりますと、10日未明、ガザ全土から避難してきた市民100万人以上が暮らす南部ラファの住宅にイスラエル軍の空爆があり、10人の子どもを含むあわせて28人が死亡したということです。
また、その後、別の住宅にも空爆があり、3人の子どもを含む11人が死亡。この日はさらに別の攻撃もあり、ラファでは少なくとも44人が死亡したということです。
ガザ保健当局は過去24時間で117人が死亡し、戦闘開始以降ガザ側の死者は2万8064人にのぼったと明かしました。
こうしたなか、イスラエルの地元メディアは、ラファへの進軍を示唆しているネタニヤフ首相が、戦時内閣に対して、来月10日ごろまでにラファでの作戦を終了させるよう指示したと報じました。
アルジャジーラによりますと、イスラエル軍の進軍を警戒し、ラファではすでに一部の人たちがガザ中部への避難を始めているということです。
ラファへの進軍については、イスラエルを支援するアメリカをはじめ、国際社会から自制を求める声が相次いでいます。
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