【ラジオドラマ】シュナの旅【ジブリの原点】
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2008年04月14日 18時31分 投稿
宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品。 作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらす「金色の種」を求め、西へと旅に出る。辛い旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、一人でに「神人の土地」に到着したが....。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出す。チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。