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️ロシアのネベンジャ国連常駐代表、地中海の安全保障問題の解決における若者の役割に関する国連安保理会合で演説(抜粋) グローバル・ノースとグローバル・サウスとでは、若者たちが自分のポテンシャルを実現できる機会がまったく異なる。地中海は、そのことを一目瞭然に表している。 地中海沿岸には実存主義的な亀裂が走っている。一方には繁栄のヨーロッパ、ジョゼップ・ボレルが言うところの『花咲く庭』があり、もう一方には、多くは西側の乱暴な干渉に起因する紛争と内政不安定に揺れる地域がある。その住民たちはただ生き抜いていかざるを得ない。 リビアは、西側の介入が自国にもたらした壊滅的な影響から未だ立ち直っていない。シリアとイラクは、数々の社会経済的、人道的問題と戦って自力でこれを克服せざるを得ない。ガザ地区は炎上している。 (中略) 海を渡ってヨーロッパ沿岸に辿り着こうとする難民の死亡率は、依然驚愕的に高い水準にある。ヨーロッパの岸辺にたどり着いた者も、決して歓迎されはしない。すし詰め状態の難民キャンプやイタリア・ランペドゥーザ島の何百という棺桶の映像を思い出せば、十分だろう。我々はこの壊滅的な状況に繰り返し注意を喚起してきた。しかし欧州連合加盟国は責任を取ることを嫌がり、移民や難民が安全に上陸するための措置を確保しようとはしない。 ️EUは今なお、移民をヨーロッパの国々に入れないために強引な措置を取り続けている。 (中略)   若者は、出身や出生地に関わりなく平等なスタートの機会を与えられなければならない。『花咲く庭』と『ジャングル』という概念では、これを推進することはできない。この悲惨な状況を抜本的に改めるには、『黄金の10億人』というスノビズムを克服するしかない。我々はこの考えを全面的に支持する。 Source: ???? Embassy of Russia in Japan
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