Captain of the Ship - 長渕剛
Captain of the Ship – 長渕剛
歌詞
じめじめと暗く腐った憂鬱な人生を 俺は憎んでばかりいた
叩かれても突っ伏したまんま ただ頭をひしゃげて生きてきた
えげつなさを引っかけられ 横なぐりの雨が頬を突き刺したとき
我慢ならねえ たったひとつの俺の純情が激烈な情熱に変わる
正義ヅラしたどこかの舌足らずな他人の戯言(たわごと)など叩きつぶしてやれ
眉をひそめられ”出しゃばり”と罵られても『いい人ネ』と言われるよりよっぽどましだ
ガタガタ理屈などあとからついて来やがれ! 街は”自由”という名の留置場さ
「あんな大人になんかなりたかねえ」と誰もがあのころ噛みしめていたくせに!!
Captain of the Ship Oh! 明日からお前が舵を取れ!
Captain of the Ship Oh! 生きる意味を探しに行こう
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー 夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 確かな人生(みち)を ヨーソロー 俺たちの船を出す
こんな理不尽な世の中じゃ 真実はいつもねじ曲げられてきた
だけど正直者がバカをみてきた時代は もうすでに遠い昔の戯言さ
だから差別も拾え! 苦しみも悲しみも拾え! ついでに神も仏も拾ってしまえ!
根こそぎ拾ったらあの巨大な大海原へ すべてをお前の両手で破り捨てろ!!
ああ この潔さよ 明日からお前が Captain of the Ship
いいか! 羅針盤から目を離すな お前がしっかり舵を取れ!!
白い帆を高く上げ 立ちはだかる波のうねりに突き進んで行け!
たとえ雷雨に打ち砕かれても 意味ある人生(みち)を求めて明日 船を出せ!
Captain of the Ship Oh! こんな萎(な)えた時代だから
Captain of the Ship Oh! 噛みつく力が欲しい
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー 夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 意味ある人生を ヨーソロー ただ生きて帰って来ればいい
いつだってひとつの時代は たった一夜にしてすべてがひっくり返るものだ
たとえ不安という高波にさらわれても 俺たちは生きる為に生まれてきた
上でもなく下でもなく右でもなく左でもなく ただただひたすら前へ突き進め
馬鹿馬鹿しい幻に惑わされる事なく ただただ前へ突き進めばいい
あらゆる挫折を片っぱしから蹴散らし 高鳴る鼓動で血液が噴き出してきた
俺たちの魂が希望の扉を叩くとき 太陽よ! お前は俺たちに明日を約束しろ!
そうさ 明日からお前がCaptain of the Ship お前には立ち向かう若さがある
遥かなる水平線の向こう 俺たちは今 寒風吹きすさぶ嵐の真っただなか
Captain of the Ship Oh! 孤独などガリガリ喰い散らかしてやれ
Captain of the Ship Oh! 吠える海の力を生命(いのち)に変えろ
ヨーソロー 進路は東へ ヨーソロー 夕陽が西に沈む前に
ヨーソロー 確かな人生を ヨーソロー 俺たちの船を出す
ヨーソロー 進路はĈ