「意外とあっさり駆除されたので逆にビックリ」牛66頭を襲った“忍者グマ“ OSO18が駆除される…酪農家からは安堵の声 (23/08/22 11:24)

北海道東部で4年前から牛66頭を襲ってきたヒグマ「OSO18」が駆除されていたことが分かりました。酪農家からは安堵の声が聞かれました。  関係者によりますと、7月30日、釧路町で駆除されたヒグマの体毛を道がDNA鑑定したところ「OSO18」と特定されました。  「OSO18」は釧路町に隣接する標茶町や厚岸町で、4年前から放牧中の牛66頭を襲い、被害総額は2000万円を超えていました。  警戒心が強く、わなにもかからないことから「忍者グマ」などと恐れられていましたが、ようやく駆除されことで、酪農家からは安堵する声が上がっています。  被害を受けた酪農家 本多英明 さん:「意外とあっさり駆除されたので逆にびっくりした。とりあえず良かった。これでしばらく対策に追われなくて済む。生きてる牛を襲うようなクマがこれから出てこないことを願うしかない」  道釧路総合振興局は8月22日午前、関係者らを集めOSO18の駆除の経緯について説明しているということです。
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