hide - Eyes Love You / 50% & 50% LIVE 60fps

『EYES LOVE YOU』の詞を森雪之丞さんに頼んだのも、外注ってのに抵抗がなかったからなんです。 中には「こんなの歌えないっすよ〜」なんてのもあったんだけど、よく考えたら“そういうところを超えたいから頼んだんじゃん”ってことに気づいて。 だからあの曲では詞の部分で勉強になりましたよね。 R&R News Maker () インタビュー・文/押部啓子 〝いつでも戻ってこられるエックスという航空母艦から小型機が発進して、それでエネルギーを蓄えて戻ってこいという。そういう感じ〟と、ソロ活動について話すhide。その機体の全貌が1月のシングル『DICE』に次ぐ、2月23日リリースのアルバム『HIDE YOUR FACE』であきらかになる。 このアルバムにはスーパー・ポップ・チューンからハード・R&R、カントリーまで、多様な音楽が詰まっている。にもかかわらず聴き終えてバラつきを感じなかったのは、全ての楽曲の背後にhideという人間が息づいていたからだ。人一人の中にはあらゆる人格や感情の起伏があるが、それを極力プリミティヴな状態で音源に移行していくことで、必然的にバラエティ感が〝出てしまった〟ような、そして彼がそういう方法論で音楽を作らずにおれない人のような気がしたのだ。 というわけでそのへんを確認しつつhideの本質を探るべく、ソロ・デビューからアルバム完成までの経緯を追いながら、話を訊いてみた。 ****** 「最初、まだ自分ではよく見えてないからとりあえず作ってから(レコード会社と)契約というか、〝契約しました。はい、これができてます〟って感じでやりたいってことは話してたんですよね。それでシングルって形をとったんです。名刺代わりってことで」 一その時点でアルバムに関するヴィジョンがはっきりしてなかったから、まずシングル・リリースというかたちになったってことですか。 「うーん、レコード会社にアルバムまで待ってもらえなかったっていうか(笑)」 一ははははは。そうなんですか。でも最初からじっくり時間かけてアルバム制作ができればそれにこしたことはなかったんでしょうけどね。 「うん。そうなんですよね。まあでもシングルに関しては今の時点では大先行シングルってことで辻褄も合ったし。それに......アルバムを作るにあたってまず何が一番みえてなかったかっていうと、ヴォーカリストとして何も見えてなかったっていうか。奇声を発したことはあるけれども、うたったことはなかったから。自分の声ってホントに留守番電話くらいしか聴いたことがなかったんですよ、『EYES LOVE YOU』録るまでは。そ&#
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